天皇陛下の誕生日の会見場の背景の絵は何?作者について2022年

天皇陛下 皇室

2022年2月23日に天皇陛下は62歳のお誕生日をお迎えになられました。

その誕生日を迎えるにあたって2月21日に宮殿で記者会見が行われました。

天皇陛下のお誕生日の会見場の背景の絵がありましたが、どのような絵なのか気になります。

 

今回の記者会見は宮殿の「石橋(しゃっきょう)」の間』で執り行われました。

この「石橋の間」は現在の上皇陛下が2016年の12月18日に行われた誕生日の記者会見でもご使用になられました。

そんなゆかりのある天皇陛下の誕生日の会見場の絵について調べてみました。

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天皇陛下の誕生日の会見場の背景の絵はどんな絵?

天皇陛下の62歳のお誕生日の記者会見は宮殿の「石橋の間」で執り行われました。

天皇陛下の後ろには中央に歌舞伎の獅子が舞っていて左右に紅白の牡丹の絵が飾ってあります。

それで、この絵は一体どのような絵なのでしょうか?

 

この絵を描いた画家は前田青邨(まえだせいそん)という日本画家が描かれました。

前田青邨は大和絵の伝統を深く学び、歴史画を軸に肖像画や花鳥画にも幅広く作域を示しています。

ことに武者絵における鎧兜の精密な描写は有名だそうです。

 

会見では宮殿の「石橋の間」で行われましたが、石橋(しゃっきょう)とはいったい何のことなのでしょうか?

仏教を修行していた法師が深い谷で苔が生して危険な石橋のたもとで立っていると、童子が現れて「良いことがあるよ」と言われました。

 

そうすると文殊菩薩の使いである獅子が現れ牡丹の花に狂い舞いました。

仏教修行の困難さを細くて長い橋に例えられているとも言われており、能や歌舞伎の演目では大変縁起の良いものとされているとのことです。

ですから宮殿にも縁起の良い部屋として天皇陛下のお誕生日の会見の場所として選ばれたのでしょう。

またこれらの日本画は昭和天皇の即位を記念して三井財閥が前田青邨に依頼して献上したものとされています。

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天皇陛下の誕生日の会見場の背景の絵のまとめ

天皇陛下のお誕生日の会見場にある背景の絵は日本画家の前田青邨が書かれた「石橋(しゃっきょう)」という絵です。

能や歌舞伎で大変縁起の良い演目として知られている題材です。

その題材を表現した絵になっています。

宮殿のお部屋の名前も「石橋の間」となっています。

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