東京パラリンピックの陸上競技(車いす・マラソン)でメダル候補に挙げられている喜納翼選手の大学や学歴について調べてみました。
現在、喜納翼選手は日本女子選手で最高タイムを持っていて、アジアのトップにも君臨している実力ナンバー1の選手です。
しかし喜納翼選手は学生時代からこのような実力があったのでしょうか。
それとも何かのきっかけで実力が開花したのでしょうか?
どんな学生時代を過ごしていたのか気になるところです。
そんな喜納翼選手の大学など学歴や学生時代を調べてみました。
喜納翼選手の大学はどこ?
東京パラリンピックの陸上競技のマラソンでメダル候補に挙げられている喜納翼選手は1990年5月18日に沖縄で生まれました。
小さいころからとてもお転婆でご両親をヒヤヒヤさせることも多かったとか。
小学校4年生のころからバスケットを始めて練習に励んでいたそうです。
その甲斐あってか中学生・高校生のころは県の代表に選抜されてセンタープレーヤーとして活躍した選手になっていました。
国体では沖縄県代表にも選出されたこともあるそうです。
173㎝の長身とのことでしたのでとても活躍されていたのが目に見えるようです。
ちなみに中学校はどこの学校かは調べても解りませんでした。
高校は自身のFBによると沖縄県立コザ高等学校との事です。
とてもスポーツや文化系の部活がさかんな学校のようですので喜納翼選手はきっとバスケットで青春を謳歌していたんでしょうね。
大学は沖縄国際大学の日本文化学科に進学しています。
大学では高校の国語科の教員免許と図書館司書の資格も取得していて文武両道の選手でした。
喜納翼選手は大学1年生の時にトレーニング中の事故で脊髄を損傷してしまい下半身麻痺になってしまい車いすの生活になりました。
普通はこのような事故や生活が一変するような出来事が起こった時には落ち込んだり、ふさぎ込んだりしてしまうと思いますが、喜納翼選手はあまり後ろ向きにならなかったそうです。
「不便を感じましたけど、逆に今、出来る事や残されているものってなんだろうと目を向けることもできました。そうすると、まだこれも残ってる、あれも残ってる、いろんなことできるじゃん!と思えたんです」
NHKインタビューより
この前向きな考え方、無いものを見るのではなく今あるものを見ていく考え方ができることが喜納翼選手の強さの一端なのでしょうね。
また入院期間やリハビリ期間も大学を休学せずに4年間で卒業したとの事で授業もかなり詰め込んで大変だったそうです。
もう本当に根性というか、あきらめない気持ちややり抜く気持ちが強い選手なんでしょう。
陸上競技を選択した理由は?
喜納翼選手はナゼ車いすで陸上競技を選んだのでしょうか?
今までバスケットボールをしていたので車いすバスケを選んでも良いですよね?
実際喜納翼選手は車いすバスケの練習をワクワクして見に行ったそうです。
ただ当時の沖縄県には車いすバスケの女子選手の人数が少なかったために試合に出る為には他県のクラブチームに入るしかなかったそうです。
毎月飛行機で九州に行くことは初心者の喜納翼選手にはまだ荷が重かったとの事。
車いすバスケの体験会でコーチをしていた下地隆之さんに声をかけてもらったのが陸上競技との出会いになりました。
下地隆之さんは喜納翼選手を見て彼女の体格の良さから陸上を誘ったそうです。
元々バスケをしていたのでパワーがあり173㎝の高身長とリーチが長いので「1回の漕ぎ」で長い距離を進めるという強みを見出したからでした。
「一から車いすバスケを勉強していきたいと思った時に、同じ“一から”だったら、他のスポーツでもいいのかなって。そのタイミングで、下地さんから車いす陸上用のレーサーがあるよと言われて『じゃあ、ちょっと乗ってみようかな』と思ったら、陸上の方にどっぷり流れていっちゃいました(笑)」
NHKインタビューより
まんまと下地コーチに誘導されてしまったようですね(笑)
2016年には土田和歌子選手が持っていた日本記録を塗り替えてしまいました。
そして世界ランク4位にもつけています。
\ 日本記録更新!✨✨ /
大分国際車いすマラソンで、喜納翼選手が日本勢トップの2位でゴール!
東京パラリンピック出場枠が懸かる来春開催のマラソン・ワールドカップ出場権を獲得しました🙌走り終えた後の笑顔がとてもステキ😍
JTAはこれからも夢を追い続ける喜納選手を応援します📣 pic.twitter.com/So9h0ykV88— JTA_日本トランスオーシャン航空 (@JTA_Official_jp) November 18, 2019
大学卒業後は沖縄県にあるタイヤランド沖縄に就職されて福祉事業部の福祉車両専門店に勤めているそうです。
喜納翼選手の大学や学歴についてのまとめ
東京パラリンピックの陸上競技(女子マラソン)でメダル候補と言われている喜納翼選手の大学や学歴をまとめてみます。
高校は沖縄県立コザ高等学校でバスケットで国体選手にも選べれるくらいの選手で活躍されていました。
大学は沖縄国際大学の日本文化学科に進学し高校の国語の教員免許、図書館司書の資格を持っています。
恵まれた体格とあきらめない前向きな気持ちがあるのでメダルも間違いなしだと思います。
皆さんもぜひ応援してくださいね!
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