このところ秋篠宮さまの長女の眞子さんと小室圭の結婚で今までになく皇室が注目されているのではないでしょうか？
そこで気になるのは国民は苗字を持っているのに天皇に苗字がないのはなぜなのか？
と不思議に思うことはありませんか？
日本人なら天皇に苗字がなくお名前はあることは知っていますが、それはなぜなのかと理由を知っている人は少ないのではないでしょうか。
今回は天皇に苗字がないのはなぜなのか調べてみました。
天皇に苗字がないのはなぜ？
日本人でなくても多くの人が持っているものは苗字ですね。
しかし天皇や皇族は苗字を持っていません。
例えば先日成年になられました愛子さまや秋篠宮家の長男の悠仁さまなども苗字はありません。
なぜ天皇や皇族には苗字がないのでしょうか。
天皇は世界で最古で唯一の王朝だから
1つ目の理由としては日本の天皇は2000年以上も続いている歴史を持つ世界で唯一の国なんです。
たった一つの系統の家系が続いて今日の天皇陛下になっているのです。
ですから天皇や皇族は1つの家系、父性の血縁関係でつながっているので他の一族と区別するための苗字を持たなくてもよかったということになります。
天皇は苗字を与えていたから
また、2つ目の理由として苗字は天皇から与えられるものだからです。
苗字は天皇が家臣として地位を認めた一族に対し、送られたプレゼントのようなものというとわかりやすいでしょう。
例えば38代の天智天皇が自分に忠誠をつくした家臣で中臣鎌足に藤原姓を与えたり、清和天皇の子が源姓を与えられ、桓武天皇の子が平姓を与えられています。
このように天皇は最上位におられ区別されないので苗字は必要なく、苗字を与える立場になるからです。
したがって天皇は他の一族と最初から区別されているので苗字は最初から必要としていないのです。
○○宮家の○○宮は称号だから
皇族には秋篠宮さま、三笠宮さまという名称がありますが、○○宮の宮号は天皇が成人男性皇族に与えられる称号であって苗字ではないのです。
天皇に苗字がないのはなぜなのかのまとめ
天皇は日本の2,000年以上も続く長～い歴史の中で途絶えることなくつながっている国なんです。
そんな天皇がほかの一族と区別されるような苗字が必要でないことや天皇は苗字を与える立場であったからとも言われています。
また秋篠宮さまや三笠さまについている宮は苗字ではありません。
この宮は天皇から成年男性皇族に与えられる称号であるので苗字ではないのです。
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