東京パラリンピックの陸上短距離走の代表に選ばれた辻沙絵選手の高校や大学の出身校はどこになるのでしょうか?
辻沙絵選手はかわいい!や走っている姿がカッコいい!とSNSで話題になっています。
また2018年に結婚して夫の姓で重本と名乗っていましたが2021年1月に離婚して辻の姓に戻しています。
前大会のリオパラリンピックに陸上女子400mで初出場し銅メダルを獲得しました。
そんな辻沙絵選手の高校や大学はどこの学校なのか学歴について調べてみました。
辻沙絵選手の高校や大学はどこの学校なのか?
辻沙絵選手は1994年10月28日に北海道七飯町で生まれました。
生まれたときから右ひじから先が無い先天性前腕欠損ということです。
小学校の5年生になるとハンドボールを始めます。函館市立本通中学校でもハンドボール部に入部しました。
中学校を卒業すると女子ハンドボールの強豪校で伝統校の茨城県立水海道第二高等学校に進学しました。
文字通りの県立高校ですので推薦枠でなく一般入試で進学したそうです。
北海道から茨城県にハンドボールで頂点を目指す為に道外に出るって15歳の女の子がなかなか決断できないですよね。
そして高校総体でベスト8、国体にも出場しました。
スゴイのはこの時、健常者と同じチームで活躍されていたとのことで、右腕がほぼないというハンデを全く感じさせない動きをしていました。
高校を卒業するとスポーツ推薦で日本体育大学に入学しハンドボールを続けます。
この時は体育の先生に必ずなると決めていたそうです。
ハンドボールから陸上競技へ
大学2年生の8月の合宿でハンドボール部の監督から突然違うスポーツでメダルを獲らないか?と打診されたそうです。
辻沙絵選手はハンドボール部でもレギュラーであったし、健常者と同じこと、イヤそれ以上のことが出来ていると自負していたのでなぜ障害者のくくりに自ら入るのかが理解できなかったとの事。
辻沙絵選手がパラアスリートを目指す転機になったのは中学時代、高校時代の恩師からの言葉だったそうです。
「陸上は沙絵にしかできないと思うし、今できることをやったらどう?」
「神様は乗り越えられない試練は与えないし、それは沙絵にしかできないことだと思う。」
という言葉だったそうです。
そうして気持ちを切り替えパラアスリートを目指したのでした。
最初はハンドボールと陸上を両立していましたが2015年の12月に陸上一本に絞って活動を始めました。
それからメキメキとタイムを伸ばし大分パラ陸上では100m(13秒69)、200m(27秒77)で日本新記録をたたき出すなど記録がドンドン伸びていきました。
そして2016年リオデジャネイロパラリンピックに出場し陸上女子400mで見事に銅メダルを獲得しました。
レース前夜のプレッシャーはハンドボールでは味わったことがなく半端なかったそうですよ。
日本体育大学を卒業し日本体育大学大学院に進み、2021年の4月からは日本体育大学・陸上競技研究室で助教を務められています。
辻沙絵選手の高校や大学はどこの学校なのかのまとめ
東京パラリンピックの陸上短距離走の代表の辻沙絵選手の高校や大学などの出身校をまとめてみました。
北海道で生まれた辻沙絵選手は函館市立本通中学校に進学しハンドボール部に入部します。
中学校を卒業すると女子ハンドボールの強豪校で伝統校の茨城県立水海道第二高等学校に進学しました。
大学は日本体育大学に進学しハンドボール部に入部しハンドボールを続けます。
ハンドボール部の監督からパラアスリートに打診され葛藤がありましたがパラアスリートを本格的に始動させます。
その後、日本体育大学大学院に進み2021年4月から日本体育大学・陸上競技研究室の助教に就任されました。
辻沙絵選手の走っている姿や立ち姿などはとてもカッコよく、凛としてる雰囲気やオフの力の抜けた可愛さもあり話題になる選手です。
東京パラリンピックでは金メダルを獲得できるように皆さん応援しましょう。
コメント