現在アドブルーが不足していてディーゼル車が動かなくなる可能性があると指摘されています。
そこで気になるのがアドブルー不足が解消されるのがいつになるか?ということです。
アドブルーはディーゼル車を動かすために必要な液体でこれがないとトラックや重機が動きません。
現在、価格も高騰していて、このままこの状況が続くと物流が止まる可能性も現実味を帯びてきました。
そんなアドブルー不足が解消するのはいつ頃になりそうか調べてみました。
アドブルー不足の解消はいつごろか?
現在アドブルーの不足が深刻になりつつありますが、一体アドブルーとは何なのか簡単に説明しますと、ディーゼルエンジンを動かすために必要な液体なんです。
このアドブルーをディーゼルエンジン車に搭載されている「尿素SCRシステム」で使うとディーゼルエンジンの排気の中にある窒素酸化物を浄化することができるのです。
ここ最近、尿素水(アドブルー)不足が騒がれています。
尿素水を排気ガスに吹きかけ、化学反応で有害部室を除去するもので、現行車型の9割くらいのディーゼルトラックには必要な液体です。
軽油タンクとが別に尿素水タンクが設けられ、メーターパネルで残量の確認もできます。 pic.twitter.com/HOaf9nqXcd— 札幌ボデー工業(株) (@sapporo_body_) December 15, 2021
そして現在ではとてもたくさんのトラックやバス、重機などでアドブルーが使われています。
そんな状況でアドブルーの不足がこのまま深刻化していくと、私たちが一番困ることは物流業界がストップしてしまうことです。
食料、生活物資がスーパーやコンビニに届かなくなったり、価格が高騰したり、消防や救急車などの緊急車両が動かなくなることも十分に考えられます。
現在ではアドブルーは国内での価格が10Lで¥20,000を超えています。
以前は10Lで¥3,000~¥4,000が相場ということでしたので5倍近く高騰していますね。
アドブルー不足の原因は原材料である尿素不足であると言います。
尿素の生産は国内でも行っていますが、中国からの輸入も多い状況です。
現在中国では尿素を作るための石炭が不足しているため、尿素の輸出をストップしてしまいました。
そのためアドブルーの製造量が落ち込んでしまっているということです。
このような状況を察知した各業界や転売ヤーなどが在庫確保に走ったため、現在の高騰が発生しています。
そして以前の生産ペースに戻る時期は不透明であるとの見込みです。
海外の情報では4月頃の回復を見込んでいるなどの情報もありますが、根拠が不明ですのではっきりわかっていないということが現状だと思われます。
アドブルー不足が解消するのはいつになるのまとめ
現在アドブルー不足で今後の物流に不安が出ていますが、まだまだ製造量の確保の目途が立っていませんのでアドブルー不足の解消するのはいつになるのかまだわからないのが現在の状況です。
早く製造量が増えるようになってほしいですね。
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