現在開催されている東京パラリンピックでは義足をつけているアスリートがたくさん活躍されています。
パラリンピックでは義足のルールなどはあるのでしょうか?
なぜなら近年義足などの進化はめざましく、陸上競技の走り幅跳びでは義足の選手が健常者の記録を上回り優勝したりしています。
体の一部として補助している義足が、想像を超えたパフォーマンスを見せてくれています。
パラリンピックで義足のルールはどうなっているか見ていきましょう。
パラリンピックの義足のルールについて
パラリンピックなどの競技で使用される義足は通常とは違い「走る」「跳ぶ」「こぐ」ことに特化して作られていますので特別な形をしています。
普通は人間の脚の形状を模して造られていますよね。
競技用には
- 陸上競技用
- 自転車用
- 卓球用
などがあり、その競技の特徴に合わせた設計がされています。
ではパラリンピックでの義足のルールを見ていきましょう。
下肢に障害がある選手で立位で競技するようなトラック種目では必ず義足をつけなくてはいけないというルールがあります。
その為スポーツ用の最新義足を使う選手がとても多いのです。
最近のスポーツ用の義足はカーボン繊維で作られた板バネのような形状をしていて地面からの反発力を推進力に替えてスピードを手に入れています。
そして最近のタイプはこのような義足の裏にスパイクを最初から打ちこんでしまうこともに可能になっています。
また最近では義足用のパーツも進化していてスポーツ用義足にスパイクを簡単に取り付けることも脱ぐことも簡単になっています。
先日28日、陸上競技4種目でプレゼンターをさせて頂きました。
選手の皆さん、おめでとうございます㊗️パラアスリートの記録が大幅UPしています。
車いすや義足の進化とも言われますが、以前取材した時に山本篤選手は義足が変わると体の動かし方も変わって、自分の動きになるのに1年半かかる。 pic.twitter.com/ZMfP0EcpAH— 高橋尚子 (@TakahashiNaoko) August 31, 2021
義足のお値段はいくらかかるのでしょうか?
日常生活で使用する(膝から下の)義足のタイプでは膝から下のタイプで50万円~100万円くらいです。
最新の技術がふんだんに盛り込まれている義足であれば500万円を簡単に超えてきているようです。
ちなみに日常用の義足はスポーツ用の義足と比べて同程度の価格です。
パラリンピックの義足のルールについてのまとめ
あまり細かく決まっている様子はありませんが下肢に障害がある選手で立位で競技するようなトラック種目では必ず義足をつけなくてはいけないというルールがあります。
その為スポーツ用義足を使う選手がとても多いのです。
近年義足も進化していき陸上競技の走り幅跳びでは義足の選手が健常者の記録を上回り優勝したりしていてずるいのではないか。
などという議論も起きています。
今後はもっとたくさんのパラアスリートが健常者に対し大きく記録を塗り替える選手が出てくるのではとも言われています。
今後の選手たちに期待したいですね!
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