プランター菜園をしている私には農薬を使わないというテーマを持っています。
しかしそうすると病気や害虫などのリスクがどうしても出てきてしまいます。
つまりコンパニオンプランツの仕組みを知って使いこなせるようになると複数の作物を一緒に育てることで病気、害虫を防ぐことが可能になるということです。
このコンパニオンプランツの植え方はどういった組み合わせになるのでしょうか。
上手に使いこなすコツなどはあるのでしょうか。
コンパニオンプランツの植え方の前に知っておくことはコレ
自然の山や野原を見ていると畑のように単一の植物が生えているところを見たことってないと思います。
自然界ではたくさんの種類の植物が入り混じって生育しています。
その入り混じって生育している環境では病気や害虫に襲われて全滅なんてことはまず起こりません。
それは自然の中で共存することで上手くバランスが取れているということなのです。
ですから農薬も肥料がなくてもちゃんと育つんです。
コンパニオンプランツのコンセプトはココにあります。
つまりコンパニオンプランツとは別の種類の植物がお互い持っていないモノを補いあい、助け合って成育していく植物の組み合わせのことです。
わかりやすく言うと相性の良い組み合わせということなんですね。
まるで人間関係と同じだと思いませんか。
でもこういう関係が作れると良い社会になるような気がします。
コンパニオンプランツの植え方を上手にすると良いことが起きる
コンパニオンプランツの植え方でもっとも大事なことは目的に応じた作物を適切な組み合わせで植えることです。
なんでもかんでも違う作物を組み合わせれば良いものではありません。
逆に悪くなる相手もいるので注意しましょう。
よくよく見ていくと人ホントに人間関係と同じですよね。
嫌いな人はそばにいるだけでも気分悪くなるということですね。
植物も同じなんですね(笑)
大きく分けて3つほどの目的で分けることが出来ます。
- 病害虫予防
- 防虫効果
- 育成促進
の3つです。
この目的に応じて相手の野菜を選んでいくようにすると良いです。
自然てホントにすごい力があるんですね。
お互いの良いところで補いながら、助け合いながら共存するなんてすばらしい。
ではどの組み合わせが良い野菜なのでしょうか。
目的別おすすめのコンパニオンプランツ
- 病害虫予防
かぼちゃとネギの組み合わせは病害虫予防に最適です。ネギは根っこに拮抗菌住みついていて抗生物質を出し土壌の病原菌を押さえる働きがありかぼちゃの連作障害を予防します。
- 防虫効果
キャベツとレタスの組み合わせは防虫効果に最適です。キャベツ畑にレタスを植えておくとキャベツにつくモンシロチョウの卵を植え付けることを抑えられ、青虫被害が減らせます。
- 育成促進
ナスと落花生の組み合わせは育成促進に最適です。落花生は根っこに根粒菌がいるので土壌の窒素を固定して土を肥やすのでナスお成長を助けるのです。
このように良い組み合わせのコンパニオンプランツを選択しましょう。
野菜別おすすめのコンパニオンプランツ
- トマトとニラは病気予防に最適
- トマトとバジルは害虫予防に最適
- トマトと落花生は育成促進に最適
- ナスとニラは病気予防に最適
- ナスと落花生は育成促進に最適
- きゅうりと長ネギは病害虫予防に最適
- きゅうりと三つ葉は育成促進に最適
このように組み合わせが良いコンパニオンプランツがありますがこれはほんの一部です。
まだまだたくさんの組み合わせがあるんですよ。
目的や育てる野菜に応じてコンパニオンプランツを決めて下さい。
ちなみに私がよくやるのがカブをメインで育てるときは害虫よけでニンジンを一緒に植えています。
少しは虫に食われることもありますが、全く困っていないレベルですよ。
まとめ
コンパニオンプランツの植え方をよく理解できるようになると菜園の幅が広がりますし、余分な農薬、肥料をなどを使わなくても良くなります。
菜園の中で調和がとれる世界が作れると美味しい野菜が収穫できますので皆さんもぜひ試してみて下さい。
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