2022年の参議院選挙に向けて各党は選挙戦に熱が入ってきました。
今回の選挙戦はネット上では参政党の話題が上がっていますが、テレビや新聞などの扱いは極めて低い状況です。
参政党をなぜマスコミは取り上げないのでしょうか?
参政党は2020年に神谷宗貨幣さんが中心になって作られた若い党で、国民参加型の既成政党にはない新しい形態の政党です。
参議院選挙に出ると発表があってから街頭演説が全国で始まるとその勢いはドンドン大きくなっています。
それなのに参政党をなぜマスコミは取り上げないのでしょうか?
参政党をなぜマスコミが取り上げないのか?その理由は?
参政党の勢いが凄いと言われていますが、党員数も6月26日現在で6万6千人を超えています。
ちなみに日本維新の会の党員数は3万人といわれています。
それも、今年2月頃での党員数は8千人程度と言われていましたので数カ月で6万人を超えています。
今日は午前中に堺東駅
午後から天王寺駅と
1時間半ずつの街頭演説。400人と700〜800人は
集まって下さいました。16:30〜はJR吹田駅にて
街頭演説。8年ぶりの吹田での
選挙活動です。感慨深い。 pic.twitter.com/kDZrX6Hr3D
— 神谷 宗幣@参政党 (@jinkamiya) June 26, 2022
調査会社によると政党支持率もれいわ新選組と同等の3%と言われています。
そんな参政党の急成長は凄いものがありますが、実際の知名度は日本維新の会よりも低いのではないでしょうか?
なぜならマスコミが参政党の事を取り上げないからです。
参院選挙の公示以降マスコミ各社は各政党の党首討論などを行っていますが、そこには参政党は呼ばれていません。
その理由は何なのでしょうか?
その理由はテレビ東京の記者篠原裕明氏によるとマスコミが政党を扱うことに関して政党要件を満たしている党を「政党」として扱うからということです。
では政党要件とはどのような基準なのでしょうか?
公職選挙法に政党要件の基準が示されています。
まず1つは現職の国会議員が5人以上いることです。
現職の国会議員が5人いる時点で政党要件を満たします。
もう1つの基準は直近の衆院議員選挙や参議院選挙で全国の選挙区での獲得票全体または全国の比例区の獲得票全体が得票率2%を超えるときに政党要件を満たすとなっています。
ですから、現在政党要件を満たす党は自民党、立憲民主党、公明党、日本維新の会、日本共産党、国民民主党、れいわ新選組、社民党、NHK党になります。
社民党やNHK党は国会議員が5名いませんがもう1つの基準をクリアしているので政党扱いになっています。
その中で参政党はまだ出来たばかりと言ってもいい政党です。
また政党とは名乗っていても政党要件を満たしていないので政党ではなく政治団体ということになり、「諸派」という扱いになってしまいます。
参政党の本気度がここにも🔥
参院選の立候補者数(比例&選挙区)
①自民党82名 ②NHK党82名
③共産党58名 ④立民党51名
❺🟧参政党50名🟧
⑥維新46名 ⑦公明党24名
⑧国民民主22名 ⑨れいわ14名参院選 🟧参政党50s🟧 ⤵︎ ⤵︎ ⤵︎ pic.twitter.com/Ysm8nRj513
— 🟠 参政党 ✨ちば支部です 🌸 (@Sansei_Chiba) June 25, 2022
前述したテレビ東京の記者篠原裕明氏によればテレビや新聞などはこの政党要件をクリアしているかを基準として線引きをして政党と認められた党に関してのみ党首討論や公約比較などを報道しているとのこと。
多様な意見等を尊重したいが、放送時間や新聞の紙面の幅などの制約もあるためこのような基準を引いているとのことです。
このような基準があったとは知りませんでしたが、このような基準は政党の新規参入に対してかなりハードルが高いのではないでしょうか?
まして参政党の街頭演説は既存政党より動員人数も多く、盛り上がっています。
都市部だけでなく地方都市でも何百人と聴衆者が集まっています。
有楽町の表と裏の風景の違いに驚きました。
「参政党」と「自民党」
これが「民意」でしょう。
私はそう感じました。 pic.twitter.com/VSWdsieq8H— さかきゆい (@sakakiyui_S) June 24, 2022
党員数もこれだけ伸びているのですから、政党要件を満たしていないからという理由をこじつけて、実際に国民が注目していることを無視しているようにしか見えません。
あえて報道しないということをしているようにしか見えない状況ですね。
これだけの国民が急速に支持していることを報道しないということはマスコミ側にとって参政党を国民に知られたくないということなのでしょう。
参政党が盛り上がるとマスコミ側にとって余程不利になるか、不利益が生じるから報道しないということなのでしょうね。
政党要件を満たしている政党のみを報道している方が既得権益を守れるからというのが本音ということなのでしょう。
参政党をなぜマスコミは取り上げないのか?のまとめ
参政党をなぜマスコミが取り上げないのかの理由は参政党は政党要件を満たしていないからということです。
公職選挙法に政党要件の基準では現職の国会議員が5名以上いること、もしくは直近の衆院議員選挙や参議院選挙で全国の選挙区での獲得票全体または全国の比例区の獲得票全体が得票率2%を超えるときに政党要件を満たすとなっています。
参政党はこの要件をクリアしていない為、「諸派」という扱いになります。
ただし、現在の参政党のこの盛り上がりを見る限り、国民に知らせるべき話題ではないでしょうか。
マスコミにとって参政党が広く国民に知られることは余程、不利益が生じるから報道しないのでしょうね。
コメント
私もこの盛り上がりで、マスコミが何も報じないのは、自分たちにとって都合が悪いからとしか思いません。
間違っていたら申し訳ないのですが、前回(3年前)の参院選の際には、「れいわ」はまだ国政に議席のない「諸派」であったのにも関わらず、連日ワイドショーや夕方のニュースで、街頭演説に支持者がたくさん集まったのを映して「れいわ旋風」などと報道していませんでしたっけ?(汗)
テレ東がどうだったかは記憶していませんが。
正直先日の吹田での演説でもその当時のれいわと同じかそれ以上の支持者が集まっていますし、党員の異常なほどの増え方は明らかに当時のれいわ以上です。「報道しない自由」を講師しているとしか思えないのです。